こんにちは、相撲ファンの皆さん！今日はちょっと気になるテーマ、「親方の給料」について深掘りしていきます。力士が土俵で汗水垂らして戦っている間、親方たちは一体どんな財政事情を抱えているのでしょうか？月収や手当、さらには年収まで、知られざる裏側を探ってみましょう！
親方の給料はどこから出ているの？
まず最初に、親方の給料がどこから出ているのか気になりますよね。答えはズバリ、日本相撲協会です。親方は協会に所属する職員のような立場で、その給料は協会から支払われています。協会の財源は主にチケット販売や放映権料、スポンサー収入などから成り立っています。つまり、私たちファンが相撲を楽しむことで、間接的に親方のお財布も潤っているというわけです。
親方の月収はどれくらい？
さて、具体的な数字が気になるところですよね。親方の月収は階級によって異なります。相撲部屋を持つ「年寄」として活動している場合、平均的な月収は約100万円～150万円と言われています。ただし、これはあくまで基本給。部屋を運営するための経費や力士たちの生活費もここから捻出しなければならないので、実際に手元に残るお金はそこまで多くないかもしれません。
さらに、「理事」や「役員」として協会内で重要なポストを務めている場合は、追加で手当がつくこともあります。そのため、役職によっては月収が200万円を超えることもあるそうです。理事長ともなれば、その金額はさらに跳ね上がるとか…！
手当やボーナスもあるの？
もちろん、親方にも手当やボーナスがあります。例えば、大相撲本場所中には「場所手当」が支給されます。この手当は本場所ごとに支払われるもので、金額は階級や役職によって異なります。
また、年末にはボーナスも支給されるとのこと。このボーナスは協会の収益状況に応じて変動するため、好景気の年には太っ腹な額が期待できるかもしれません。一方で、不景気やコロナ禍のような特殊な状況では減額されることもあるとか。
親方の年収はどれくらい？
では、気になる年収について見てみましょう。親方の年収は階級や役職によって大きく変わりますが、一般的には1200万円～2000万円程度と言われています。理事長クラスになると3000万円以上に達することもあるそうです。
ただし、一見高額に見えるこの金額も、部屋運営費や力士たちのサポート費用などを差し引くと、それほど余裕があるわけではないようです。特に若手力士が多い部屋では、食費や光熱費だけでも莫大な額になるため、親方自身の生活費は意外と質素だったりするんだとか。
親方業は儲かる？それとも大変？
ここまで聞いて、「親方って結構儲かるんじゃない？」と思った方もいるかもしれません。でも実際には、儲けるどころか赤字覚悟で部屋運営に取り組む親方も少なくありません。
特に、新しい部屋を立ち上げたばかりの親方は大変です。部屋を建てるための土地代や建設費、さらに力士たちの生活費など、多額の初期投資が必要になります。そのため、一部の親方はスポンサー企業からの支援や、自身で副業を行うことで部屋運営を支えている場合もあります。
お相撲の行司の給料は？
お相撲といえば、力士たちが土俵でぶつかり合う姿が思い浮かびますが、その横で独特な声と動きで試合を進行する「行司」の存在を忘れてはいけません。彼らはただの審判ではなく、相撲の伝統と美学を支える重要な役割を果たしているのです。しかし、ここで気になるのはその「給料」。行司の報酬って一体どれくらいなのでしょう？
行司のキャリアとランク
まず、行司といえどもピラミッド型のランク構造があります。力士に「幕下」「十両」「幕内」といった階級があるように、行司にも「木村○○」や「式守○○」といった名前でランクが分かれています。最高位は「立行司」で、横綱の取り組みを裁くことができる超エリート。その下には「三役格行司」「幕内格行司」などが続きます。
ちなみに、行司は若い頃から厳しい修行を積み重ねてランクを上げていきます。力士同様、昇進するためには経験と実力、さらには運も必要です。
気になるお給料事情
さて、本題のお給料ですが、行司の収入はそのランクによって大きく異なります。以下はおおよその目安です：
- 立行司：月収100万円以上＋諸手当
横綱審判を務める立行司ともなれば、やはり高額な報酬が期待されます。ただし、その責任も非常に重く、ミスが許されないプレッシャーは計り知れません。 - 三役格行司：月収50〜70万円程度
三役格ともなると、幕内力士の取り組みを担当することが多くなり、報酬もそれに見合ったものになります。 - 幕内格行司以下：月収20〜40万円程度
若手や下位ランクの行司はまだまだ修行中の身。収入も控えめですが、それでも住み込みで生活費がかからないため、実際の手取り感覚は悪くないかもしれません。
さらに、行司には賞与や年2回のボーナスも支給されると言われています。加えて、大相撲の巡業や地方場所に参加する際には日当や手当もつくため、トータルではそこそこの金額になるようです。
行司のお金以外の「報酬」
ただし、行司の仕事は給料だけでは語れません。彼らは相撲界の伝統文化を守る役割を担い、その存在自体が誇り高いものです。独特な装束や軍配（試合で使う扇状の道具）も彼らの象徴であり、これを持つことで一種のステータスを感じていることでしょう。
また、行司は力士たちと同じく相撲部屋に所属しており、日々の生活費や住居費は部屋から支給されることが多いです。そのため、一般的なサラリーマンと比べると生活コストが低く抑えられる点も魅力かもしれません。
まとめ
いかがでしたか？親方の給料事情について少しでもイメージが湧いてきたでしょうか。月収や年収だけを見ると華やかな印象がありますが、その裏側には力士たちを育てるための努力と苦労が詰まっています。
私たちファンとしても、大相撲を楽しむことで協会や親方を支えることができます。次回の本場所では、土俵上の激闘だけでなく、その裏で奮闘する親方たちにも思いを馳せてみてはいかがでしょうか？
それではまた次回、お相撲トリビアでお会いしましょう！土俵際でお待ちしています！
